いじめじゃない
コーネリアスの件、何年も前から度々話題にあがってて耳にするのは3度目くらいなんだけど、何度読んでも胸の中がぐらぐらする、胸糞悪いってやつだなあ。
今回の五輪がきっかけこの件を知った人達は、そんな人が五輪の開会式に関わるなんてって、腹が立つのもよく分かる。
コーネリアスの音楽は好きでも嫌いでもないけど、耳にしてもなんの意識もしなかったのは心のどこかで「こういう事をしてた人の音楽」って思っていたのかもしれないな。
今回の件でコーネリアスが「被害者の方に謝罪したい」って何年も前から話題にあがってて今更なに?だし、私がもし被害者の立場だったら今はもうそっとしておいてほしいよ。
それよりもこれをきっかけに『いじめ』って生半可な言葉がこの世から抹消されればいいな、これはいじめじゃなくて犯罪だもの。
こんな事を書いておきながら私も誰かに言ったり、やったりした嫌な事がきっとあるだろう。
ゆっくり振り返ってみる。
三島由紀夫『美しい星』
ゆっくり読み進めている本。
夜毎にかがやくあの月からの親密な影響を、暁子はもともと、さほど的確に受けていたわけではなかった。
月が惹き起す海の潮は、暁子の体にだけは遠慮がちに作用して、
その支配を目立たせぬように、周期を乱して来たに違いなかった。
生理の描写がこんなに美しくなるんだな。
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