声ひそめ 遠くの空を眺めてはため息ばかり 街に溶けゆく
かじかんだ手と手を僕と握りあい春遠かりし と君は笑った
七夕の過ぎた阿佐ヶ谷 夜長く三日月見ながらスーパーを曲がる
両の手に眩しいほどの思い出を抱えたつもりで今日のバスへと
空見れば まだらに流れる雲の中メダルのような月の世界へ
朝目がさめるその眩しさを思い出し何度も何度も口紅を塗る
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