星と星、雲と雲

本と音楽とポテトとねこと散歩

短歌

短歌7/26

声ひそめ 遠くの空を眺めてはため息ばかり 街に溶けゆく

短歌7/10

かじかんだ手と手を僕と握りあい春遠かりし と君は笑った

短歌7/9

七夕の過ぎた阿佐ヶ谷 夜長く三日月見ながらスーパーを曲がる

短歌7/7

両の手に眩しいほどの思い出を抱えたつもりで今日のバスへと

短歌7/1

空見れば まだらに流れる雲の中メダルのような月の世界へ

短歌6/29

朝目がさめるその眩しさを思い出し何度も何度も口紅を塗る